きくらげのイメージ

きくらげのイメージというと、

中華料理、チャンポン、ラーメン・・・

「たまに料理に入ってるね」という印象はあっても、実際にそれが元々どういう形をしていて、どんな風に調理されているのかをご存知の方はまだまだ多くありません。
また、「くらげ」という言葉が含まれているせいか、海のものと思われている方も少なくありません。
このページで少しでもきくらげにご興味をお持ちいただければ幸いです。

味噌ラーメン(きくらげ入り)

そもそも「きくらげ」とは

きくらげとは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコです。
春先から秋にかけ、広葉樹(ニワトコやケヤキなど)の倒木や枯れ枝に発生し、特に東アジアでは古くから食用として用いられてきました。

日本語では漢名「木耳」(ムーアル)と書いて「きくらげ」と読ませますが、木に生えるクラゲ(水母)のような食感の食材という意味で読まれており、特に「耳」という字にクラゲの意味がある訳ではありません。

形状は、特に決まった形があるわけではなく、円盤状、耳状など不規則で変化に富んでいます。
食用として流通しているものの大半を占める「アラゲキクラゲ」(南方系の種)は、背面は粗い毛で覆われていて白く、表面は暗褐色で滑らかです。
乾燥すると小さく縮み、湿ると元に戻ります。
生の状態ではもろく破れやすいですが、火を通すと名前の通りクラゲを思わせる歯ごたえになります。

なお、現在日本国内で消費されている きくらげのほとんどが海外産(特に中国産)であり、輸入品はいずれも乾燥品のため、生のものを見かける機会はほとんどありません。

参照:Wikipedia(キクラゲ)

あらげきくらげ

きくらげの魅力

きくらげの一番の魅力。
それは何と言ってもあの独特の歯応えです。
コリコリとした歯ごたえを楽しむ事ができ、無味無臭に近く、クセもほとんどありません。
また、ビタミンDや鉄分、食物繊維などを豊富に含み、ノンコレステロールで低カロリーで、美容・健康にも良い食材とされています。

以前は海外からの輸入品が大半だったため、ご家庭での使用は敬遠されがちでしたが、近年では徐々に国産のものも増えてきており、その良さが見直されつつあります。

定番の中華料理チャンポンラーメンなどはもちろんのこと、刺身天ぷらにして食べたり、酢の物サラダに入れたり、あるいはお鍋しゃぶしゃぶの具材として用いたり…
その活用の幅はどんどん広がってきています。

皆さんもこの機会に是非!
きくらげを使って料理を楽しんでみてはいかがですか?

きくらげ刺し

料理のご参考に…
きくらげ料理(黒)

ご購入は…
きくらげ取扱店